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身体の姿勢、こころの姿勢

クラニオセイクラル バイオダイナミクスのトレーニングの中では、サポートの一環として度々フィードバック セッションが行なわれ、セミナー受講者は様々なレベルでフィードバックを受け取ることができます。

クラニオ バイオのセッションは、軽く触れるだけで、圧をかけたり牽引することはありません。そのため、軽く触れているだけなのに押された、引っ張られたとクライアントが感じたなら、何かを見直す必要があります。

本来なら、セッションを提供したクライアントからフィードバックをもらえば良いのですが、このワークに慣れない一般のクライアントは「こんなもの」と納得してしまったり、説明することができないという理由で違和感を受け入れてしまうことも多いのです。

フィードバック セッションでは、受講者がアシスタントにセッションをし、ハンド ポジション、姿勢、意識の持ち方などアシスタントからフィードバックをもらいます。直接触れる感触はともかく、クライアントとして目を閉じて横たわっている状態で、プラクティショナーの姿勢や意識の持ち方はどのように分かるのか?と聞かれますが慣れれば難しいことはありません。注意するのは身体の姿勢とこころの姿勢です。
 

軽く触れているつもりなのに押していたり、または引っ張っていたりするのは、主にプラクティショナーの身体の姿勢が関わっています。前傾姿勢は「押された感じ」を作り、後傾姿勢は「引っ張られた感じ」を作ります。クライアントとしてそれらを感じたとき、直接触れている指や手を直しても変わりません。プラクティショナー自身の全体的な姿勢が関わっているからです。

身体的姿勢は問題ないのに違和感があるとき、それは主にこころの前傾姿勢が関わっています。例えば、どこがとは言えないが圧迫感をクライアントが感じるときは、プラクティショナーが積極的に知覚しようとしたり、構造に意識を集中すると起こる現象です。そして身体と同じく、こころにも後傾姿勢があります。しかし、こころの後傾姿勢は「何もない」ことが特徴なので、なかなか気付きにくいものです。

たくさんのトラブルを抱え、外力に敏感なクライアントにとって、「こころの後傾姿勢」は心地よく感じられることもあります。それは「広い空間」「静けさ」にも似ており、経験を積んだアシスタントでも、クラニオのワークで提供する「スティルネス」と勘違いすることもあります。しかし、もう一歩深くその感覚に身をゆだねると「生き生きとした生命」が感じられない「空虚」な感覚から、それがポテンシャルを秘めたスティルネスとは違うことが分かります。

前でもなく後でもない、右でもなく左でもない、上でもなく下でもない、中心・中核に在ること。そこに留まろうとして努力し、緊張するのではなく、リラックスして安らいだ状態。心も姿勢も柔軟で、生き生きと中心に定まる。それをプラクティショナーの在り方、プラクティショナー ニュートラルと呼びます。


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プロフィール

木村まや

Author:木村まや
1994年にクラニオセイクラル ワークに出会い、それからずっとこのワークの探求を続けています。

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