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「回復するチカラ(脳梗塞の改善)」とクラニオ

クラニオセイクラル バイオダイナミクスのセッションを続けていると、ヒトの身体の回復力に驚くことが度々あります。今回の記事は、セッションに来られているクライアントさんからお聞きした脳梗塞の改善について、ご本人の許可を得て書きます。60代男性。15年ほど前、MRI検査によって脳内に30か所以上の広範囲に渡る脳梗塞が分かったそうです。脳梗塞にはいくつか種類があって、この方の場合はラクナ梗塞といい、脳の細い血管が狭...

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大きな期待と知りたい気持ち

クラニオセイクラル バイオダイナミクスのセッションは、期待し過ぎたり、何が起こっているか知りたい気持ちでいっぱいで受けるのと、そういう気持ちなしで受けるのでは、セッションの内容がまったく異なってしまう。●よくあること:周囲のヒトにいろいろな話を聞いて期待満載で第一回目のセッションを受ける。そうすると、話に聞いていたようなことは何も起こらない。むしろ落ち着かない。なーんだ、たいしたワークじゃない。●よ...

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心を鎮めるために

心を鎮めるために、とセッションのご予約をいただくことがある。始まりは海面のざわめき不規則な揺らぎ。ときどき鋭い閃光。それらが薄らいでやがて規則的なリズムの中に融けていく。深い深い海の底にゆっくりと心と体と魂が沈んでいく。思考から、感情から、感覚から少し距離をとってお休みモード。かつて私たちを創り上げ今は私たちを維持する原初の呼吸のリズムの中に浸る。滋養のとき。...

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生まれ変わる

ある日のセッション。スティルネスへシフトし、それから長い時間ロングタイドに浸っていました。少しずつ、少しずつ静かになっていくプロセス。どれくらいの時間を深海の底で、深く静かに、ゆらゆらと漂うように過ごしたでしょう。セッションを終えるときは、 ダイバーが深海から急に浮上しないのと同じく、自然な浮力に任せてゆっくりと海面に向かうように、それでいてセッションが終わりに向かっていることを意識の中に伝えてい...

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スティルネス

ある日のセッション、身体システムは最後に「スティルネス」に入っていきました。ハンド ポジションを変えるごとに落ち着きが深まる。中心軸-ミッドラインが整って、ハンド ポジションを後頭部に変えたところスーッっと、スティルネスのゾーンへシフト。時間を超えた空間。静寂の中に落ち着きながら外界の事象も分かる。漫画の擬音のように「シ―――――ン」という無音の音がする。 思考があっても、それと距離がある。 感情があって...

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プロフィール

木村まや

Author:木村まや
1994年にクラニオセイクラル ワークに出会い、それからずっとこのワークの探求を続けています。

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